閉店しないタイマッサージ店の秘密

タイマッサージ店の経営で重要なのは、『セラピスト』と『集客』です。

『セラピスト』を安定させるには、
1.セラピストを自分で育成
2.セラピスト募集広告を出す
3.いま働いているセラピストに働き続けてもらう

1の方法が良いし、3の方法も良いです。3の方法は、経営側の理念の共有や管理能力がかなり必要です。一般の企業でも働いてもらう人の管理は難しいのですが、自由な世界を求め生きるタイプの人が多いタイマッサージ業界では一般の企業よりも更に難しいです。1、2、3はどれも大事なんです。

2の方法を他者に仕事として依頼をするとお金がかかります。募集あるかないかに関わらずお金がかかる場合、固定+成功報酬の場合、完全に成功報酬の場合などあります。いずれにしても採用するのにはお金がかかるわけですが、セラピストがいないと何十人お客様が来ても売り上げにならないのです。

ここで考え方です。月に18,000円の広告を出す。1年間で216,000円になります。これで何人を採用できるか分からないですが、もしセラピスト1名採用できて、そのセラピストが2か月フルタイムで働いてくれたとしましょう。お店側がそのセラピストに払った金額は50パーセントの完全歩合制で月20万円。2カ月で40万円です。

この場合、セラピストさんに2カ月で40万円払ったということは、2カ月でお店側にも40万円が入っているのです。たとえ、このセラピストさんが3か月目に急にチェンマイのタイマッサージスクールに入学するためにお店を辞めてしまったとしても、お店には40万円が入っているのです。

どのような性格のセラピストが集まってくるのか分からないですが、常に募集広告を出しておくことはタイマッサージ店経営者として、お店を安定して運営させるためにやっておいたほうが良い事です。